阿吾地(読み)あごち

日本大百科全書(ニッポニカ) 「阿吾地」の意味・わかりやすい解説

阿吾地
あごち / アオチ

北朝鮮最北端、咸鏡北道(かんきょうほくどう/ハムギョンプクド)恩徳郡にある邑(ゆう)(町)。褐炭産地で埋蔵量1億5400万トン。咸鏡北道の鏡城、穏城、慶源、阿吾地で産出する第三紀層の褐炭を使った石炭液化工業が行われている。阿吾地には石炭専門学校がある。

[魚 塘]

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百科事典マイペディア 「阿吾地」の意味・わかりやすい解説

阿吾地【あごち】

鶴松

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世界大百科事典(旧版)内の阿吾地の言及

【雄基】より

…1921年に開港し,豆満江上流方面そして中国東北部へ連絡する鉄道が開通してから,雄基市は日本~北部朝鮮~中国を結ぶ交通上の要衝として発達した。第2次大戦後は,日本,中国との関係を絶ち,阿吾地の褐炭,豆満江上流の木材が開発され,それらを清津など日本海沿岸の工業地帯へ供給する拠点となっている。雄基港は冬結氷するが,メンタイ(スケトウダラ)など日本海漁業の最北基地とされている。…

※「阿吾地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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