阿清(読み)あしょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「阿清」の解説

阿清 あしょう

?-? 「地蔵菩薩霊験記」にみえる僧。
苦行しながら霊地遍歴,疫病にかかって死んだが,2日後に蘇生(そせい)した。冥府(めいふ)で地蔵菩薩(ぼさつ)の裁きをうけ,赦免されてこの世にかえされたとかたったという。同話が「今昔物語集」「元亨(げんこう)釈書」などにとられている。備中(びっちゅう)(岡山県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android