院恵(読み)いんけい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「院恵」の解説

院恵 いんけい

?-? 鎌倉時代仏師
院賢の子。文永3年(1266)再建された京都蓮華(れんげ)王院(三十三間堂)に供養された千体千手観音像のうち,21体にその名がしるされている。建治(けんじ)3年(1277)奈良興福寺南円堂の像を修理し,奈良達磨(だるま)寺の聖徳太子像制作にかかわった。名は「いんえ」ともよむ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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