デジタル大辞泉
「陣馬山」の意味・読み・例文・類語
じんば‐さん〔ヂンバ‐〕【陣馬山】
東京都八王子市と神奈川県相模原市の境にある山。標高855メートル。高尾山からの登山コースになっており登山者でにぎわう。昔、北条氏と武田氏の古戦場で陣を構えた場所だったことから、陣場山とも書く。また、山頂が平坦なため、陣馬高原ともよばれる。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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陣馬山 (じんばさん)
東京都八王子市と神奈川県相模原市の旧藤野町との境にある山。〈じんばやま〉とも呼ぶ。標高855m。戦国時代,小田原北条氏と甲斐武田氏が対陣した所と伝えられ,山名もこれに由来する。高尾山から景信(かげのぶ)山,陣馬山へと続く稜線を通る裏高尾のハイキングコースにあたり,山頂からは富士山,相模湾などの展望にすぐれる。東麓は陣馬高原と呼ばれ,キャンプ場となっている。山麓の八王子市上恩方(かみおんがた)は中村雨紅の《夕焼け小焼け》が生まれた地といい,その歌碑がある。
執筆者:徳久 球雄
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の陣馬山の言及
【陣馬山】より
…戦国時代,小田原北条氏と甲斐武田氏が対陣した所と伝えられ,山名もこれに由来する。[高尾山]から[景信(かげのぶ)山],陣馬山へと続く稜線を通る裏高尾のハイキングコースにあたり,山頂からは富士山,相模湾などの展望にすぐれる。東麓は陣馬高原と呼ばれ,キャンプ場となっている。…
※「陣馬山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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