デジタル大辞泉
「陰月」の意味・読み・例文・類語
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いん‐げつ【陰月】
〘名〙
① 陰暦四月の異称。陽がきわまって陰を生じる月という。⇔
陽月。
※俳諧・滑稽雑談(1713)四月「
異名〈略〉陰月」 〔
西京雑記‐巻五〕
※
談義本・艷道通鑑(1715)三「日の本には陰月
(ヰンゲツ)に
出雲の
大社にて諸神集
(つどい)給ひて」
③ 一年を陰と陽とに分けて、九月から翌年二月まで。⇔
陽月。
※
元和航海書(1618)乗船之ケ条「
三月より
八月までを陽月とし、九月より二月迄を陰月とす」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報