陰湿(読み)インシツ

デジタル大辞泉 「陰湿」の意味・読み・例文・類語

いん‐しつ【陰湿】

[名・形動]暗くてじめじめしていること。陰気で晴れ晴れしないこと。また、そのさま。「陰湿土地」「陰湿ないたずら」
[類語]多湿湿潤低湿高湿

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「陰湿」の意味・読み・例文・類語

いん‐しつ【陰湿】

〘名〙 (形動) 日かげになってうす暗く、じめじめとしていること。陰気でしめっぽいさま。
有明集(1908)〈蒲原有明痴夢「陰湿の『歎』の窓をしも」
※婉という女(1960)〈大原富枝〉三「陰湿な歓びをさえ感じた」 〔呉子‐応変〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android