険相(読み)ケンソウ

デジタル大辞泉 「険相」の意味・読み・例文・類語

けん‐そう〔‐サウ〕【険相】

[名・形動]険悪な人相。怒りをあらわにしたけわしい顔つき。また、そのさま。「まなじりのつりあがった険相な面がまえ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「険相」の意味・読み・例文・類語

けん‐そう ‥サウ【険相】

〘名〙 (形動) 容貌にすごみのあること。怒って顔つきがけわしくなること。また、そのさま。
私聚百因縁集(1257)三「慳相(ケンサウ)第一也」
※二人女房(1891‐92)〈尾崎紅葉〉中「憤死するかと想ふばかりの険想(ケンサウ)で」

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