陽明山(読み)ようめいざん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「陽明山」の意味・わかりやすい解説

陽明山
ようめいざん / ヤンミンシャン

台湾北部にある景勝地温泉保養地。旧称草山(そうざん)。台北北方、大屯(だいとん)山山麓(ろく)に位置する。1923年(大正12)日本人により建設され、50年明(みん)代の儒家王陽明(おうようめい)を記念して陽明山と改称した。中正(前山)公園と陽明山(後山)公園からなる。サクラツツジ紅葉(もみじ)の名所で、各種保養施設が充実している。付近に中国文化大学がある。台北よりバスが通じる。

[劉 進 慶]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「陽明山」の意味・わかりやすい解説

陽明山【ようめいさん】

台湾台北市郊外の山。一帯陽明山国家公園に指定されている。大屯火山群地域で,豊富な温泉を湧出し,近隣北投温泉がある。台北市にもっとも近い景勝地で,別荘地としても有名

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android