陽燧(読み)ようすい

精選版 日本国語大辞典 「陽燧」の意味・読み・例文・類語

よう‐すい ヤウ‥【陽燧】

〘名〙 火を作りだすために、太陽光線をとり集める銅製の鏡。
延喜式(927)二〇「大炊寮取明火於陽燧」 〔淮南子‐天文訓〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「陽燧」の読み・字形・画数・意味

【陽燧】よう(やう)すい

太陽から火をとる凹レンズ。〔淮南子、覧冥訓〕夫(そ)れ陽燧は火を日に取り、方(はうしよ)(鏡)は露をに取る。

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