隅切角(読み)すみきりかく

精選版 日本国語大辞典 「隅切角」の意味・読み・例文・類語

すみきり‐かく【隅切角】

〘名〙
四角形四隅の角を切り落とした形。また、そのようにしたもの。隅切り隅角(すみかく)
※雑俳・柳多留拾遺(1801)巻一九「在郷婆婆角(スミ)切角(カク)に端折って来」
紋所の名。四角形の四隅の角を切り落とした形を図案化したもの。種々の種類がある。隅切り。
談義本・教訓雑長持(1752)一「肌には腰切の繻絆の、背中一ぱい隅切角(スミキリカク)に、亀といふ字を染たるを着し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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