隆観(読み)りゅうかん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「隆観」の解説

隆観 りゅうかん

?-? 飛鳥(あすか)-奈良時代の僧。
新羅(しらぎ)(朝鮮)の僧行心(ぎょうしん)の子。朱鳥元年(686)大津皇子謀反にくわわり,父とともに飛騨(ひだ)に流されたらしい。大宝2年ゆるされ,3年学問,技術と算道,暦術を評価されて還俗(げんぞく)させられた。本姓は金(こん)。名は財(たから)。神亀(じんき)元年に国看(くにみ)氏となった金宅良と同一人か。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android