随心(読み)ずいしん

精選版 日本国語大辞典 「随心」の意味・読み・例文・類語

ずい‐しん【随心】

〘名〙 心にしたがうこと。意のままになること。意のままに振るまうこと。
往生要集(984‐985)大文二「第九随心供仏楽者、彼土衆生、昼夜六時常持種々天華、供養無量寿仏
仮名草子・ぬれぼとけ(1671)上「はばかる心さらになく、ずいしんおおき其方は、世のゆうみんとこれをいふ」 〔梁簡文帝‐賦詠五陰識枝詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「随心」の読み・字形・画数・意味

【随心】ずいしん

随意

字通「随」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android