随意念誦(読み)ズイイネンジュ

デジタル大辞泉 「随意念誦」の意味・読み・例文・類語

ずいい‐ねんじゅ【随意念×誦】

密教で、対象とする本尊真言だけに限らず、諸仏の真言を念誦すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「随意念誦」の意味・読み・例文・類語

ずいい‐ねんじゅ【随意念誦】

〘名〙 密教での念誦の一つ。正念誦に対する散念誦のこと。信仰の対象となる本尊の真言を念誦する正念誦に対し、行者随意、または時宜に応じて、取捨される念誦。諸仏・諸尊の真言を念誦するもので、散心をもってしてもよいとされる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android