随神(読み)カンナガラ

デジタル大辞泉 「随神」の意味・読み・例文・類語

かん‐ながら【随神/惟神】

[副]《古くは「かむながら」と表記。「な」は格助詞」に同じ、「から」は素性・性質の意》
神であるままに。神として。
久方天つ宮に―神といませば」〈・二〇四〉
神代のままに。神のおぼしめしのままに。
葦原瑞穂みづほの国は―言挙ことあげせぬ国」〈・三二五三〉

かみ‐ながら【随神/惟神】

[副]かんながら」に同じ。

かむ‐ながら【随神/惟神】

[副]かんながら

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「随神」の意味・読み・例文・類語

ずい‐じん【随神】

〘名〙 主神に随行し、警護する神。〔書言字考節用集(1717)〕
※東京年中行事(1911)〈若月紫蘭〉六月暦「随神(ズヰジン)の像を先年修繕せんとした際に」

かむ‐ながら【随神】

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