随神の道(読み)カンナガラノミチ

デジタル大辞泉 「随神の道」の意味・読み・例文・類語

かんながら‐の‐みち【随神の道】

神代から伝わってきて、神の御心のままで人為の加わらないまことの道。神道しんとう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「随神の道」の意味・読み・例文・類語

かんながら【随神】 の 道(みち)

神代の昔から伝わり、神慮のままで、まったく人為を加えない道。神代から伝えられた、日本固有の物の見方や考え方。神道(しんとう)。〔現代語解説(1924‐25)〕
[語誌]「書紀‐大化三年四月二六日」の「惟神(「かみながら・かむながら」とよまれている)」の分注に「惟神者、謂神道亦自有神道也」とあるのがもとになって江戸時代後期頃から言い出されたもので、明治三年一月三日の「惟神の大道を宣揚し給へる詔」以後、一般的に用いられるようになったといわれる。

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