隔生則忘(読み)きゃくしょうそくもう

精選版 日本国語大辞典 「隔生則忘」の意味・読み・例文・類語

きゃくしょう‐そくもう キャクシャウソクマウ【隔生則忘】

〘名〙 (仏教思想から出た語。「きゃくしょうそくぼう」とも) 普通一般の人は、この世に生まれかわるときには、前世のことをすべて忘れ去るということ。
撰集抄(1250頃)一「隔生即忘して、すべて覚え侍らず」 〔法華経玄義‐六下

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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