障える(読み)サエル

デジタル大辞泉 「障える」の意味・読み・例文・類語

さ・える〔さへる〕【障える/支える】

[動ア下一][文]さ・ふ[ハ下二]
さまたげる。じゃまする。
「恋は到底痴おろかなもの、少し―・えられると、直ぐ死にたき思いになる」〈左千夫・春の潮〉
多く「気にさえる」の形で)気にさわる。
何卒どうぞお気に―・えなされず」〈木下尚江良人の自白
さわる。ふれる。
「折々手を―・へ袖を動かしけるに」〈浮・栄花一代男・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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