隠詞(読み)かくしことば

精選版 日本国語大辞典 「隠詞」の意味・読み・例文・類語

かくし‐ことば【隠詞】

  1. 〘 名詞 〙 一般の人にはわからず、仲間だけに通用する秘密のことば。隠語(いんご)
    1. [初出の実例]「かくし詞なすを立るやうなぞ」(出典:古活字本荘子抄(1620頃)一)
    2. 「操座(あやつりざ)楽屋でつかふ、隠語(カクシコトバ)をば、よをく覚居た」(出典滑稽本浮世床(1813‐23)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android