雀の千声鶴の一声(読み)すずめのせんこえつるのひとこえ

精選版 日本国語大辞典 「雀の千声鶴の一声」の意味・読み・例文・類語

すずめ【雀】 の 千声(せんこえ)(つる)の一声(ひとこえ)

雀のようなつまらない者の千言よりも、鶴のようなすぐれた者の一言の方がまさっているということ。
※玉塵抄(1563)一二「本々のよい声はざうざうにかしましうないぞすずめの千声よりつるの一声と云心ぞ」
浄瑠璃鬼一法眼三略巻(1731)五「我々両人が何程申しても雀の千声。皆鶴姫の一声は利(きき)が強い」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「雀の千声鶴の一声」の意味・読み・例文・類語

すずめ千声せんこえつる一声ひとこえ

つまらない者の千言よりは、すぐれた者の一言のほうがまさっているということ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android