デジタル大辞泉
「雁瘡」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
がん‐がさ【雁瘡】
〘名〙 皮膚病の一種。
湿疹、痒疹などをいう。
四肢、とくに足に多くでき、非常にかゆい。俗に、雁が渡ってくるころにでき、去るころになおるところからいう。がんそう。こせがさ。《季・秋》
※俳諧・類船集(1676)加「鳫(がん)のくる時おこりてかへればなをるは鳫かさとかや」
がん‐そう ‥サウ【雁瘡】
※俳諧・玉海集(1656)三「雁瘡とかいふもの煩侍りて寐覚かちなる比啼て渡り侍を聞て 雁瘡もか
ゆかりに秋やしりこむら〈一入〉」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報