雁行型発展(読み)がんこうがたはってん(その他表記)flying geese pattern of development

知恵蔵 「雁行型発展」の解説

雁行(がんこう)型発展

工業化には発展段階があり、労働集約的な軽工業部門から、装置産業である重化学工業、そして技術集約的なハイテク産業へと順を追って進む。日本が先導役になり、NIES、ASEAN諸国が順に「離陸」したように、この変化が東アジア域内で国ごとに順送りに生じたことを、雁の一群が飛ぶ様子に見立てて、この名がついた。一橋大学の赤松要教授(当時)の命名による。しかし近年では、中国が軽工業からハイテク産業まで包括的な工業化を実現したように、このような発展パターンが必ずしも一国内で時期を追って表れるわけではないとの指摘もある。中国は今世紀に入って、鉄鋼セメント石炭化学肥料、テレビなどで世界一の生産国となり、さらに電気・半導体や自動車生産などで、外国からの直接投資が急増している。

(石見徹 東京大学教授 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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