雄渾(読み)ユウコン

デジタル大辞泉 「雄渾」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐こん【雄×渾】

[名・形動]雄大で勢いのよいこと。書画詩文などがよどみなく堂々としていること。また、そのさま。「雄渾筆致」「雄渾文章

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「雄渾」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐こん【雄渾】

〘名〙 (形動) 雄大で勢いのよいこと。書画の筆勢や詩文などが力強くよどみのないこと。また、そのさま。
詩学逢原(1763)下「江海の詩、天地日月風雷軍旅等の題は、皆強き題なり。此類の詩は豪放雄渾に作り出し」 〔戴復古‐論詩十絶詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「雄渾」の読み・字形・画数・意味

【雄渾】ゆうこん

気力がすぐれる。宋・陸游〔宛陵先生梅尭臣)の詩を読む〕詩 歐(陽脩)・尹(洙)す、六の醇(じゆん) 先生の詩律、雄渾を擅(ほしいまま)にす

字通「雄」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android