雄鳥(読み)オンドリ

デジタル大辞泉 「雄鳥」の意味・読み・例文・類語

おん‐どり〔をん‐〕【雄鳥】

《「おとり」の音変化》おすの鳥。多く鶏の雄をさし、「雄鶏」とも書く。⇔雌鳥めんどり
[類語]にわとり雌鳥ひよこ雛鳥若鶏地鶏尾長鶏長尾鶏チャボ軍鶏シャモ東天紅一番鶏ブロイラーコーチン白色レグホン

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精選版 日本国語大辞典 「雄鳥」の意味・読み・例文・類語

おん‐どりをん‥【雄鳥・雄鶏】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おとり(雄鳥)」の変化した語 )
  2. ( 雄鳥 ) 鳥のおす。おんど。⇔雌鳥(めんどり)。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「すずめと申小鳥(てう)が巣をくい、めんどり出づればおんどりかはり」(出典御伽草子熊野の本地(室町時代物語集所収)(室町末))
  3. ( 雄鶏 ) 鶏(にわとり)のおす。
    1. [初出の実例]「一羽の雄鶏(ヲンドリ)は垣を越して」(出典:人情本・恋の若竹(1833‐39)中)

お‐どりを‥【雄鳥】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おとり」とも ) おすの鳥。おんどり。⇔雌鳥(めどり)
    1. [初出の実例]「暁(あかとき)と知らに 我が寝(ね)ば しついつら 打ち起せ乎止利(ヲドリ)」(出典:琴歌譜(9C前)庭立振)

お‐ちょうをテウ【雄鳥】

  1. 〘 名詞 〙 おすの鳥。⇔雌鳥(めちょう)

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