雅俗折衷(読み)がぞくせっちゅう

精選版 日本国語大辞典 「雅俗折衷」の意味・読み・例文・類語

がぞく‐せっちゅう【雅俗折衷】

〘名〙
風雅なものと卑俗なものとをそれぞれ適当に取捨して用いること。
当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙一八「総て座敷のさま所謂雅俗折衷(ガゾクセッチウ)にて」
雅語文語体)と俗語口語体)とを適当にまぜて用いること。
小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉下「雅俗折衷(ガゾクセッチウ)の地の文と」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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