雅声(読み)がせい

精選版 日本国語大辞典 「雅声」の意味・読み・例文・類語

が‐せい【雅声】

  1. 〘 名詞 〙 優雅な音楽。また、正しい音楽。雅曲
    1. [初出の実例]「樵夫路近談王事、漁父歌閑慣雅声」(出典本朝麗藻(1010か)下・偸見左相府宇治作有感〈具平親王〉)
    2. 「一曲の雅声をふかん」(出典:古今著聞集(1254)一二)
    3. [その他の文献]〔荀子‐王制〕

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普及版 字通 「雅声」の読み・字形・画数・意味

【雅声】がせい

正しい音楽。楚・宋玉〔高唐の賦〕大絃を紬(ぬ)きて、れ、冽風ぎて、悲哀す。

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