雅操(読み)がそう

精選版 日本国語大辞典 「雅操」の意味・読み・例文・類語

が‐そう ‥サウ【雅操】

〘名〙
① 正しい節操。正しい道徳
※本朝文粋(1060頃)三・陳徳行〈紀淑信〉「立温柔者。君子之雅操也」 〔晉書‐忠義伝序〕
② (「操」は琴の曲の意) みやびやかな琴曲雅楽
読本英草紙(1749)二「珍敷雅操(ガサウ)(〈注〉イトノネ)を聞きて」 〔後漢書‐仲長統伝〕

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普及版 字通 「雅操」の読み・字形・画数・意味

【雅操】がそう(さう)

正しいみさお。〔晋書、山濤伝〕、濤に書を與へて曰く、足下事に在りて操時に(す)ぐ。念ふに乏しき多からん。今錢二十二百斛(こく)を致すと。

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