雌蛭木(読み)メヒルギ

デジタル大辞泉 「雌蛭木」の意味・読み・例文・類語

め‐ひるぎ【雌×蛭木】

ヒルギ科の常緑高木。九州南部以南の海岸に生え、マングローブをつくる。葉は長楕円形でつやがある。花は白く、実は卵形オヒルギより細く、種子樹上で発芽する。琉球こうがい

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精選版 日本国語大辞典 「雌蛭木」の意味・読み・例文・類語

め‐ひるぎ【雌蛭木】

  1. 〘 名詞 〙 ヒルギ科の常緑小高木。九州南部以南の海岸の入江河口に生える。高さ約四メートル。枝の下方から気根をななめにおろす。葉は厚く柄をもち対生。葉身は長楕円形で長さ約八センチメートル。初夏葉腋に白い花が咲く。花弁は五~六個で、各弁は細裂している。果実菱形で長さ二~三センチメートル、木についたまま長さ三〇センチメートルぐらいの幼根をのばす。琉球笄(りゅうきゅうこうがい)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「雌蛭木」の解説

雌蛭木 (メヒルギ)

学名Kandelia candel
植物。ヒルギ科の常緑高木

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