雌蝶(読み)メチョウ

デジタル大辞泉 「雌蝶」の意味・読み・例文・類語

め‐ちょう〔‐テフ〕【雌×蝶】

めすの蝶。→雄蝶おちょう
雄蝶雌蝶2」の、雌の蝶にかたどった折り紙。→雄蝶

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「雌蝶」の意味・読み・例文・類語

め‐ちょう ‥テフ【雌蝶】

〘名〙
① めすの蝶。⇔雄蝶(おちょう)
婚礼の式に用いる銚子瓶子(へいじ)につける折形(おりかた)の一つ。めすの蝶にかたどり、雄蝶と対にして用いる。
浄瑠璃・孕常盤(1710頃)二「とんぼう結び蝶結び、女蝶(メテフ)男蝶の翼を学び」
③ 婚礼の式で、雄蝶とともに杯事の酌をする役の子ども

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android