離亭(読み)りてい

精選版 日本国語大辞典 「離亭」の意味・読み・例文・類語

り‐てい【離亭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 送別の宴を張る亭。旅行者を送る別れの席。
    1. [初出の実例]「楊柳風前緑水浜、離亭執手弟兄親」(出典:島隠集(1508)中・送行人)
    2. [その他の文献]〔岑参‐送柳録事赴梁州詩〕
  3. 母屋からはなれている亭。はなれや。
    1. [初出の実例]「離亭は覗鏡(〈注〉のぞきめがね)肆に掠められ」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android