精選版 日本国語大辞典 「離増」の意味・読み・例文・類語 かれ‐まさ・る【離増】 〘自ラ四〙 ますます遠ざかる。いよいよ足が遠のき、うとくなる。和歌では「枯(か)れ増(ま)さる」にかけていうことが多い。※源氏(1001‐14頃)末摘花「かの紫のゆかりたづね取り給ひて、そのうつくしみに心入り給ひて、六条わたりにだに、かれまさり給ふめれば」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報