難波精一郎(読み)なんば せいいちろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「難波精一郎」の解説

難波精一郎 なんば-せいいちろう

1932- 昭和後期-平成時代の音響心理学者。
昭和7年4月4日生まれ。母校阪大の助教授をへて,昭和48年教授。のち宝塚造形芸大教授。音色の研究で知られ,騒音制御や機械音の改善などで功績。平成8年アメリカ音響学会特別功労賞,日本騒音制御工学会研究功績賞。19年学士院会員。著作に「音の科学」「音色の測定・評価法とその適用例」「音の環境心理学」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android