雨装束(読み)アマソウゾク

デジタル大辞泉 「雨装束」の意味・読み・例文・類語

あま‐そうぞく〔‐サウゾク〕【雨装束】

雨を防ぐための身じたく。あましょうぞく。
「迎への人、蓑笠みのかさありとて…―などして」〈檜垣嫗集・詞書

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「雨装束」の意味・読み・例文・類語

あま‐しょうぞく ‥シャウゾク【雨装束】

滑稽本八笑人(1820‐49)四「馬鹿なつらな、雨装束(アマシャウゾク)編笠をかぶるといふがあるものか」

あま‐そうぞく ‥サウゾク【雨装束】

〘名〙 雨などに濡れないための身支度雨支度。あましょうぞく。
※檜垣嫗集(10C後か)「まかりまうしもしあへぬまで、いそぎたちて、あまさうぞくなどしさして」

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