雪の上に霜(読み)ゆきのうえにしも

精選版 日本国語大辞典 「雪の上に霜」の意味・読み・例文・類語

ゆき【雪】 の 上(うえ)に霜(しも)

(雪の上にさらに同じような霜の意で) 十分にあるものにさらに同じようなものを加えることのたとえ。雪に霜を加える。雪上(せつじょう)霜を加う。
御伽草子鴉鷺合戦物語(室町中)「よろづの事にふれてこころたくみなる姫に、結句、さいかく第一のめのとのあま鷺が手をとりてをしへければ、ひとへに雪のうへの霜とこそおぼえけれ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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