雲の裏(読み)クモノウラ

デジタル大辞泉 「雲の裏」の意味・読み・例文・類語

くも‐の‐うら【雲の裏】

雲の裏のほう。人の目につかない所のたとえ。
禅師大徳、―、海の外にも聞こえて」〈読・雨月・青頭巾〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「雲の裏」の意味・読み・例文・類語

くも【雲】 の 裏(うら)

雲のうらがわ。人の目の届かないところ、遠く離れたところをたとえていう語。
浄瑠璃淀鯉出世滝徳(1709頃)下「女房はしぬる親はなしひとりの弟は相果つるくものうらを尋ても」

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