雲の返しの風(読み)くものかえしのかぜ

精選版 日本国語大辞典 「雲の返しの風」の意味・読み・例文・類語

くも【雲】 の 返(かえ)しの=風(かぜ)[=嵐(あらし)

  1. 雨雲を吹き返す風。多く、西北の風をいう。
    1. [初出の実例]「春雨にぬれて帰らん桜花くものかへしのあらしもぞ吹く」(出典:栄花物語(1028‐92頃)根合)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android