雲助唄(読み)くもすけうた

精選版 日本国語大辞典 「雲助唄」の意味・読み・例文・類語

くもすけ‐うた【雲助唄】

〘名〙 江戸時代雲助旅客荷物駕籠(かご)をかついで行く時にうたった唄。とくに、箱根八里を往復する雲助がうたったものが代表的。
※歌舞伎・今文覚助命刺繍(不動文次)(1883)大詰「と四人は雲助唄(クモスケウタ)を唄ひ、荷をかつぎ、駅路(えきろ)入りの鳴物(なりもの)にて上手へはひる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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