雲鳥(読み)クモトリ

デジタル大辞泉 「雲鳥」の意味・読み・例文・類語

くも‐とり【雲鳥】

雲と鳥。また、雲の中を飛ぶ鳥。
雲に鳥、特につるを配した文様。また、その文様のある織物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「雲鳥」の意味・読み・例文・類語

くも‐とり【雲鳥】

〘名〙
① 雲と鳥。また、雲の中を飛ぶ鳥。空を飛ぶ鳥。
玉葉(1312)雑二・二一四九「雲鳥も帰る夕べ山風外面の谷の蔭ぞ暮れぬる〈伏見院〉」
② 雲と鶴の紋様
大和(947‐957頃)一五九「くもとりの紋の綾をや染むべき」

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