雷丸(読み)ライガン

デジタル大辞泉 「雷丸」の意味・読み・例文・類語

らい‐がん〔‐グワン〕【雷丸】

竹に寄生するサルノコシカケ科のキノコ一種菌体直径1、2センチの塊状。回虫・条虫などの駆虫薬にされる。

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精選版 日本国語大辞典 「雷丸」の意味・読み・例文・類語

らい‐がん‥グヮン【雷丸】

  1. 〘 名詞 〙 竹類の根に寄生する担子菌マツタケ科の菌体。中国に産する。不整斉の塊状で径一~二センチメートル、表面は黒く内面白色。条虫駆除薬に使われる。
    1. [初出の実例]「雷丸八斤四両」(出典:正倉院文書‐天平勝宝八年(756)六月二一日・東大寺献薬帳)

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