出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
…海水は各種の無機塩類の電解質水溶液であり,その組成比はほぼ一定で,外洋水1kg中には約35gの塩類が含まれている。過去においては脱水して固形物の重量を測定したり,硝酸銀水溶液による滴定によって測定したが,近年,塩分が増加すれば電気伝導度が増大する関係を利用して塩分を求める塩分計が採用されるようになった。電気伝導度を測定するためには,海水に電極を入れ電流を流して測定する方法と,電磁誘導を利用する方法がある。…
…一定温度では,単位長さ,単位断面積当りの電気抵抗の値は物質によって決まっており,これを比電気抵抗,比抵抗,あるいは抵抗率resistivityという。その逆数が電気伝導度である。両端の電位差がVの抵抗の中を電流Iが流れるとき,単位時間当りに失われる電気的エネルギーはW=VIに等しい。…
…電位差をV,電極間の物質の長さをl,断面積をSとすれば,電流Iは, I=(σS/l)Vによって与えられる。ここでσは物質によって決まる固有の量で,電気伝導度electric conductivity(電気伝導率,導電率などともいう)と呼ばれ,比抵抗の逆数に等しい。物質中の電場V/lが小さいときには,σは一定となり電流Iと電位差Vは比例する。…
※「電気伝導度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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