電気流体説(読み)でんきりゅうたいせつ

世界大百科事典(旧版)内の電気流体説の言及

【電気】より

…1729年イギリスのグレーStephen Gray(1666‐1736)は,摩擦された物体の軽い物を引きつける能力が,麻糸や金属を通して他の物体に伝えられることを見いだした。これは導体と不導体の区別を見いだしただけでなく,電気が流動しうるものであるとの認識をもたらすことによって,後の電気流体説の基礎をきずいた重要な発見であった。33年にフランスのデュ・フェーCharles François de Cisternay Du Fay(1698‐1739)が電気に2種類あることを発見した。…

※「電気流体説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」