電気鯰(読み)デンキナマズ

デジタル大辞泉 「電気鯰」の意味・読み・例文・類語

でんき‐なまず〔‐なまづ〕【電気×鯰】

ナマズ目デンキナマズ科の淡水魚全長約65センチ。体色は暗灰褐色。皮下発電器官をもち、最高約400ボルトの放電をする。夜行性。アフリカ熱帯の河川・湖に分布。しびれなまず。

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精選版 日本国語大辞典 「電気鯰」の意味・読み・例文・類語

でんき‐なまず‥なまづ【電気鯰】

  1. 〘 名詞 〙 ナマズ目デンキナマズ科の淡水魚。体長二〇センチメートルに達し、ナマズに似ている。体色は茶褐色で、皮膚筋肉の間に発電組織があり、高圧電気を発する。放電するのは食餌採取外敵に対する防御の時で、ふつう一〇〇ボルト程度であるが、最大電圧は四五〇ボルトに達する。夜行性で、水生の小動物を捕食する。アフリカ熱帯部の河川に分布し、観賞用に飼育される。しびれなまず。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「電気鯰」の解説

電気鯰 (デンキナマズ)

動物。デンキナマズ科の淡水魚

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