電解重量分析(読み)でんかいじゅうりょうぶんせき

世界大百科事典(旧版)内の電解重量分析の言及

【電解分析】より

…定性および定量分析や分離分析などに有効な手段として古くから用いられている。大別すると,電解重量分析や電量分析のように表面積の大きな電極を使って,十分かくはん(攪拌)した溶液中で,電解を定量的に完結させる方法と,ポーラログラフィーやクロノポテンシオメトリーのように微小電極を用いて静止溶液中で,電極表面近傍だけで起こる電解現象を観察する方法とがある。
[電解重量分析electrogravimetry]
 電解により溶液中の金属イオンを還元して陰極上に定量的に析出させ,その析出金属の質量を測定して分析する方法。…

※「電解重量分析」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android