震域(読み)シンイキ

デジタル大辞泉 「震域」の意味・読み・例文・類語

しん‐いき〔‐ヰキ〕【震域】

地震のとき、一定震度を感じる地域

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「震域」の意味・読み・例文・類語

しん‐いき‥ヰキ【震域】

  1. 〘 名詞 〙 地震の際、一定の震度を感ずる地域。有感区域・強震区域など。
    1. [初出の実例]「其震域西南は中国及九州全土に及び」(出典:風俗画報‐三五号(1891)尾濃震災記事)

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世界大百科事典(旧版)内の震域の言及

【異常震域】より

…ところが深発地震では,震央の付近では無感であるのに,数百kmも離れた地域で感じられ,震度3~4に達することもある。このように地震動が異常に強く感じられる地域を異常震域という。たとえば,岐阜県下に深発地震が起こると,富山,岐阜,愛知県以西では無感であるが,東京,宇都宮,水戸,福島,仙台などでは人体感覚があり,時には八戸,釧路などでも感じられる。…

※「震域」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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