震災(読み)しんさい

精選版 日本国語大辞典 「震災」の意味・読み・例文・類語

しん‐さい【震災】

〘名〙 地震による災害。特に、大正一二年(一九二三)の関東大震災、平成七年(一九九五)の阪神・淡路大震災をさすことが多い。
※幕末御触書集成‐五八・安政三年(1856)正月晦日「去卯十月、震災并類焼に而、一統難儀致候間」

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デジタル大辞泉 「震災」の意味・読み・例文・類語

しん‐さい【震災】

地震による災害。
関東大震災阪神・淡路大震災および東日本大震災のこと。
[類語]天災人災戦災変災地震地動ちどう余震揺り返し無感地震有感地震大地震だいじしん大地震おおじしん大震震央震源震源地震度微震軽震弱震中震強震烈震激震

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世界大百科事典(旧版)内の震災の言及

【関東大震災】より

…1923年(大正12)9月1日11時58分,神奈川県中部から相模灘東部,房総半島南端にかけての一帯を震源域として発生したマグニチュードM7.9の大地震(関東大地震)に伴う日本史上最大の地震災害。震央は神奈川県西部の東経139.2゜,北緯35.4゜に求められているが,これは震源域の北西端に当たる。…

※「震災」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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