霊場納骨(読み)れいじょうのうこつ

世界大百科事典(旧版)内の霊場納骨の言及

【納骨】より

…このようなところから,遺骨はゆかりの寺に安置するようになり,《類聚雑例》にも一条天皇の遺骨は円城寺に納め,後一条天皇の遺骨は浄土寺に納めたなどの記事が出ている。しかし,一般庶民は特定の納骨寺院をもつことはできなかったので,霊場納骨をおこなうようになるが,その霊場は多く山岳霊場で,死者の霊魂の行く山という信仰のあるところであった。そのような霊場信仰のある山には,おのずから修行者が住みやがて住坊が霊場寺院となるから,納骨はその霊場寺院に納める形になる。…

※「霊場納骨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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