霊山山(読み)りようぜんさん

日本歴史地名大系 「霊山山」の解説

霊山山
りようぜんさん

霊仙山とも書き、稲村いなむらヶ崎の北東方に連なる標高八三メートル余の丘陵坂之下さかのした村の西方にそびえ、稜線が西の極楽寺ごくらくじ村との境界をなしている。丘陵の連なりが南方の海岸に突出した部分を霊山ガ崎と称し、由比ゆいガ浜の西端を限っている。ただし現在は湘南有料道路がつくられたりして、かつての景観は失われてしまった。鎌倉時代後期から山頂仏法ぶつぽう寺という寺があり、極楽寺に属していたらしい(極楽寺縁起など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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