霑る(読み)シオル

デジタル大辞泉 「霑る」の意味・読み・例文・類語

しお・る〔しほる〕【×霑る】

[動ラ四]濡らす。しめらす。
公卿・殿上人皆涙を流し、袖を―・らぬはなかりけり」〈保元・上〉
[動ラ下二]濡れる。しめる。
「いくよわれ浪に―・れて貴船川袖に玉散るもの思ふらむ」〈新古今・恋二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android