露の身(読み)ツユノミ

デジタル大辞泉 「露の身」の意味・読み・例文・類語

つゆ‐の‐み【露の身】

露のように消えやすくはかない身。露の命。
「ながらへむ年も思はぬ―のさすがに消えむ事をこそ思へ」〈新古今・雑下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「露の身」の意味・読み・例文・類語

つゆ【露】 の 身(み)

露の消えやすいようにもろくはかない身。命はかない人の身。《季・秋》
大和(947‐957頃)一〇四「からにだに我きたりてへつゆの身の消えばともにとちぎりおきてき」

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