青小堀(読み)おーぐむやー

日本歴史地名大系 「青小堀」の解説

青小堀
おーぐむやー

[現在地名]宜野湾市大山

大山の名瀬利原おおやまのなせりばる、国道五八号の伊佐いさ三差路に近い南側の住宅地のなかにある洞穴泉。オーグムヤー、大山うやまオーグムヤーともいう。標高一〇―三〇メートルの琉球石灰岩からなる海岸段丘に形成された長さ二〇〇メートルほどの横穴タイプの洞穴内を流れる地下河川が、標高二二メートル前後の海岸段丘の急斜面基部で地表面に現れた湧水口(洞口)。湧水口から流れ出た水は、長さ約四六〇メートルの青小堀川(オーグムヤーガーラ)として段丘面を切って北へ流れる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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