青帳汗国(読み)せいちょうカンこく

精選版 日本国語大辞典 「青帳汗国」の意味・読み・例文・類語

せいちょう‐カンこく セイチャウ‥【青帳汗国】

蒙古のキプチャク‐カン国を構成した王国一つバトゥ抜都)の弟シェイバンの子孫西トルキスタン建国、主としてウラル川以東の地を支配した。一六世紀末にアブド‐アラーがボハラ‐カン国を建て、シェイバニー朝の全盛時代を築いたが、彼の死後崩壊。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「青帳汗国」の意味・わかりやすい解説

青帳汗国
せいちょうかんこく
Qing-zhang han-guo; Ch`ing-chang han-kuo

キプチャク・ハン国を建設したバトゥ (抜都)の弟シャイバーンが建設した国家で,ウラル川東方の地を領した。キプチャク・ハン朝を宗家とした。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android